お客様からのお電話です
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内装クリーニングお願いしたいのですが
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ハイ ありがとうございます
遠方ですので御電話にて大体の見積もりお願いしたいのですが
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ハイ それでは お車のお名前からお教え下さい・・・・・
ご検討よろしくお願い致します
・後日お電話でご来店日をお決め頂き
御持ちいただきました
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ご夫婦でのご来店でした
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お電話でも ある程度任せるとは言われていましたが
如何ですかと 意見を聞かれましたので
誠に申し訳御座いませんが
此方のお車の場合は
外装重視の方が何倍も綺麗に成りますが・・・・
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内装は可也ご予算を削っても大丈夫ですが
内外のバランスがあまりにも取れないので
と申し上げました所
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外装は後日(一枚目二枚目の画像の様な所が沢山)
板金塗装に出されるご予定だったんですとの事
実際 気にされている板金塗装の部分が結構多く
〇〇万円~〇〇万円位費用がかかると思いますと
お話しました (板金塗装屋さんに因り仕上げ方の幅は可也違いますが)
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経年車ですから
ピッカピカはとても良いことなのですが
板金塗装すると
余りにも格差が出てしまい
バランスが崩れる事に成り お金を掛けるのが勿体無いと思います
と 率直な意見を述べさせていた抱きました
・
では どの様に仕上げるとコストパフォーマンスが
優れ バランスが取れるのですか
と聞かれましたので
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磨いて 誤魔化し 目立つところだけタッチアップペイントを施し
コーティングして 仕上げます
と 申しましたら
・
当店に入れた後 板金屋に出し
その後 コーティング屋さんに出す予定だったと
心の内をお話されました
・
そして
奥様とその場でお話され
当店のご提案をお受け頂き
お車をお預かり 致しました
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遠方のお客様でしたので
仙台駅まで当社のワンボックスカーでお送りさせて頂きました
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お車をお引取りにお見え成られる時は
駅 までお迎えに上がりますと申し上げ
ご夫婦とお別れ致しました
・
お帰りになられた後
又お電話を頂戴し
妻とも話したのですが予算はもっと掛かっても良いですから
との ご指示を 賜りました
・
多分御見積の次点で
予算と納期は長い方が嬉しいですと本音でのお話をしていたのを
思い起こされお電話を頂戴した様でしたが
・
職人と致しましては大変に嬉しいご提案だったのですが
結果 当初のお話の通りのご予算でお渡しする事が出来ました
・
当店ご利用のお客様方には
ご要望をしっかりとお伺いし
お車を拝見して
お車をご覧に成られる目つき 顔つき 態度から
どの程度のご要望が
実際に思われているのかを
推察したうえで
・
推察がご要望と合致しているかをお伺いし
その上で
ご予算重視なのか 仕上がり重視なのか 間を取るのかをお伺いした上で
初めて ご提案を幾つかさせて頂く
というのが
当店のスタイルで御座いますので
・
現物のお車を拝見しないで
又 お客様と直接お会いしないで作業する
体温を感じれない下請け的なご依頼は
今は殆んど
お断りしている状況なのです
・
勿論全く一台も作業していない訳では無く
社長様 店長様 所長様 から ご依頼を受ける事は時折御座います
・
話がそれましたが 後日 ご依頼のお客様を
駅までお迎えに上がり(今度は仙石線の陸前高砂駅まで)
当店まで お連れ致しました
・
そして お迎えに上がる前に予め外に出しておいた 愛車をご覧に成るなり
エッ あれが 家の車ですか?
と 聞かれましたので ハイ 〇〇様のお車で間違いないです
と 申しました所
・
見違える様に綺麗に成りました~
想像を遥かに超えてます と
お褒めの言葉を頂き 本当に職人と致しまして嬉しい限りで御座いました
・
そして お二人満面の笑顔で仲良くお帰りに成られました
この仕事をしていて良かったな~と心の底から思える瞬間でした
本当に ありがとうございました
・
当店で仕上げさせて頂いたお車の後ろ姿は
車自体が 嬉しそうに輝いておりました
ピッカ ピカに
・
車と対話しながら仕上げられて良かったです
為に成るかも知れない話
偶々 今 ふと 思い出しましたので 四方山話を 年末なのでお話すると
私共のお仕事は今ではカーディテーリング業と証しておりますのは
ご存知の方もいらっしゃられると思いますが
昔私がこの仕事を始めた当初は(1988年 昭和63年)には
車の磨き屋 とか 車のクリーニング屋 と しか 呼び名が存在しませんでした
・
勿論 当初から 様々なお車の仕上げをさせて頂いておりますが
昔 カー・ディティール・スペシャリスト 本部で 私を直接指導された野呂校長が
日本で始めてモーターショーのお車の仕上げをされたそうですが
その時に使われて居られた呼び名が トータルクリーニングという
今も使われている 内装 外装 仕上げという 言葉が産声をあげてマダ 数年でした
・
そして 仕事を始めて3-4年後だったでしょうか
仕事も順調に波に乗りだし
人生二度目の海外旅行に出かけました
・
その時 出入国管理局の人に英語で質問されました
仕事は何ですか? と
外国語が苦手な私は カークリーニングと片言の英語で言いましたら
????? という 顔をするので
・
今度は カークリーンアップ ポリッシュ アウトサイド & インサイド
と 言いました所 何とか 理解された様子で OK OK と 言われ
・
無事 入国出来たのですが
実際は 何て説明したら良いのだろうと 思いながら 数日後
・
偶々 小さなカーミュージアムがビルの2階か3階に出来たばかりだったので
仕事柄 行ってみました所
余りにも 展示してある車が 余りにも 汚かったので
(当時 富士山の麓の御殿場に在った マツダコレクションの ポルシェミュージアムと比較すると)
・
仕上げをしている方に片言の英語で色々 聞いてたら 又
貴方は 何の仕事をしているのですか?
と 聞かれたので
・
又同じ様な説明をすると 業界人だけ在って
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カーディティーリング フィニッシャー
という言葉其処で始めて聞いて
私たちの商売を カーディティーリングと呼びましょうと 関東圏の友人知人に声がけし
(知ってました だからカーディティーリングの名付親は私なのですよ)
何時の間にか業界用語としては 少しはメジャーに成ったのです
・
今は掲載しておりませんが’
(東日本大震災以降止めました)
電話帳会社にも1992年頃から交渉をして
業種として認められたのが
1990年台半ば以降だったと思います
・
近年の 私の名詞には CAR DETAIL SPECIALISTE と
会社名の前に明記して広報活動を続けておりますが
小さな 小さな 業界ですから
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公的書類には 今だに誰にでも解り説明の必要の無い呼び方として
自動車修理及び洗車業と何時も明記しております
・
此処だけの話
当店にご依頼のお客様の一部の方は
お任せ
と ご依頼 される方が いらっしゃられれるのは
本当に ありがたい 事です
・
長年お仕事をさせて頂き
信用 信頼が 少しは 備わったのかと思って居ります
・
高校卒業と同時に様々な仕事に付き
(HP等に書いてあります)
昭和の最後の年の 昭和63年4月開業から
26年目ですから早いものです 来年55才です
・
体力と気力が若い頃より落ちて来てますので
後10年出来るのか20年続けられるのか
解りませんが 皆様どうか よろしくお願い致します
・
本年も誠にありがとうございました
来年も ご愛顧のほど どうぞ よろしくお願い致します
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