冬場に多い灯油のポリタンクが倒れて
車内が灯油臭いお車です
作業手順は企業秘密ですので
書けない事も沢山御座いますが
先ずは全部分解して車外に取り出す事からですね
こんな感じで
全部です
全部
ううわぁ~ カーペットの裏に溶けて染み込んでる
全部
全部
後はフロアー部位に在る吸音断熱の部位が
灯油で何処まで溶けているのか
除去せざるを得ない処は除去する
クリーニングしながら
除去して無くなった部位は補修する
クリーニングしながら
全ての洗浄が終わった部位の匂いのチェック
少しでも匂いが在る部位や部品が在れば再度洗浄
当然 移り香もチェック
一つ一つのパーツの匂いは小さくても
まとまって 密閉空間で 暖かく成れば 匂うのです
だから 大変な作業なのです
(当店では通常作業ですが)
フロアーカーペットを組み込む
この作業が又結構大変ですね
シートレールが・・・・・・・・
車種に因っては 色々在るんです・・・
・・・・・・・・
全て組み付け完了しました
完成です
こんな流れで作業していきます
お客様が仰られてました
凄い 匂い少しはすると思っていたけど
全然しない
綺麗に成ってかえって良かったって
当然の事ですが灯油がこぼれた量と
場所に因り被害状況は全く変わって来ます
過去50㏄位から 1800㏄以上まで
灯油 油 醤油 ワイン 酒 医療用溶液
魚介類 釣り餌 卵 おう吐 血 動物臭
ウンチ オシッコ 等々ですかね
思い付くのは
信じられない様な事も沢山ございました
此処だけの話
灯油をこぼすのは
ポリタンクの蓋がキッチリ閉まってないか
蓋のパッキンが劣化しているのが原因ですね
冬前に成るとホームセンター等で
ポリタンクと共に
蓋とパッキン売ってますので
是非交換してください 出来れば毎年
車で如何してもポリタンクを運ぶ方
其れから灯油ヒーター等を車に積んで運ぶ方
相当危ないです
タンクが揺れて上下して
灯油が本体からオバーフローしてあふれ出し
車にこぼれてしまいます
防ぐ方法は2つ タンクを空にする事
もう一つは タンクを抜くと下に灯油が溜まっているので
其処から灯油を抜く
この二つの作業が出来ない方は
灯油が無くなるまで火を付けて空にする事です
是をして頂けましたら 車内に灯油がこぼれることは可成り減ります
でも 灯油をこぼした時には お任せください
プロが付いて居ります
車両保険等入られている方は保険会社に聞いてみて下さい
作業が保険適用に成るかどうか
それからお電話下さい 出来うる限りキッチリ仕上げます
是がご縁で当店のファンに成って頂けたお客様もいらっしゃいますから
灯油の匂いは消せます
(絶対とは決して申しません 逃げ道作っておきます)
間違ってもお電話で見積もりって言わないで下さいね
お車拝見して状況確認しない限り全く
雲を掴むようなお話ですから
洋服のクリーニングとは全く次元が違います
沢山の部品との絡みがございますので
ご理解いただけましたら幸いかと存じ上げます
ブログお読み頂き ありがとうございました
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